デスクに念願の充電ステーションを作りました

この家に引っ越してきてからもうすぐ1年。

ちょこちょこと家具や観葉植物を増やしたり、どうにか広く部屋を使えるように家具の配置を考えては変えを繰り返してきたが、ようやくそれも落ち着いてきた。

そんな中で、随分前から取り掛かりたかったけれど、なかなか面倒で手を付けられていなかったもの、それが「デスク上の充電問題」

僕は大体の作業はデスクの上でする事が殆ど。仕事をしたり、ブログの記事を書いたりするのもデスクにPCを置いて作業しているのだが、常々ストレスに感じていたのが、「充電しながらの作業がしにくい」事だ。

そもそものデスクの配置が悪いのもあるかもしれないが、今の部屋はデスク周辺に丁度コンセントがなく、PCやスマホの電池が減ってきたら、毎回コンセントの近くまで移動し、充電器を差して作業をしなければならない。

そうすると、どうしても床やベッドの上で長時間作業をする事になって首や腰が痛くなったり、目一杯充電コードを伸ばしていると足を引っ掛けて何度も転びそうになったりと、ちょっとしたストレスを日頃から感じていたのだ。

それでも今までその状態で過ごしてきたのは、配線をスッキリまとめるのに必要なモノを探すのが面倒だったり、今までよりちょっと便利になるためだけにお金を使うのが勿体なく感じていたから。

だから、デスクの充電環境を整えたいという思いはありつつも、中々すぐに行動できず、「まぁ、我慢するか」といつも後回しにしてきたのだ。

とは言えこの部屋に来てからもう1年。

そろそろ家具やインテリアを増やすだけではなく、もう少し機能面に重点を置いて、使い勝手の良い部屋づくりをしていきたいという思いもあり、1年越しに充電ステーションの設置に取り掛かったという訳。

この記事では、実際に僕が充電ステーションを設置するのに揃えた物や、設置の過程をご紹介していく。

参考になるかはわからないが、ひとつの方法として、僕と同じように充電問題に悩んでいる方にとって得るものがあれば嬉しく思う。

購入したもの

今回の充電ステーションの設置に向けて買い揃えたものは以下の5つ。

  • ケーブルトレー
  • 延長コード
  • マスキングテープ
  • 配線カバー
  • マグネット式ケーブルホルダー

ポイントも使いつつ、大体総額1万円ほどで買い揃える事ができた。

各製品の詳細については作業の様子と合わせて紹介していこう。

作業

作業前の状態

作業前のデスクはこんな感じ。

ケーブル類がないのでスッキリして見えるが、冒頭でも述べたように、充電しながら作業ができないという点で使い勝手はあまり良くない。

今回は、このスッキリした状態をできるだけ崩さずに、如何に目につかないように配線を整理できるかが勝負のポイントだ。

作業の様子

延長ケーブルの長さを確認

まずは延長ケーブルを仮設置して、長さが足りるかを確認。

事前にざっくりと必要な長さを計算し、4mくらいの延長ケーブルが丁度良さそうだったのだが、4mという長さの延長ケーブルはあまり種類がなかったので、代わりに5mのものを使用。

置いてみたらデスクまで届かなかった、と言うのが最悪のパターンだったので、長すぎる分には問題ないだろう。

ケーブルトレーの取り付け

続いてはケーブルトレーをテーブルに取り付ける、

今回使用するのはサンワサプライのメッシュケーブルトレーだ。

購入前にねじ止めする箇所がデスクのサイズに合うかは確認していたのだが、全体の寸法を見ていなかったので、思ったよりもかなり大きい印象。

横幅がかなり大きく、デスクの幅に収まるか不安だったが、ギリギリ大丈夫だった。

もし、同じ商品を購入する場合は、自分のデスクのサイズをよく確認しておく事をオススメする。

サンワサプライのケーブルトレーは、デスクに直接ねじ止めするタイプと、デスクの端に引っ掛けてクランプで固定するタイプの二つがある。

僕は、直接ねじ止めする方が上から見えなくてスッキリすると思ったのでねじ止めタイプにしたが、設置が簡単なのは断然引っ掛けるタイプの方。

どちらにするかは好みに合わせて選ぶと良いと思うが、ねじ止めの場合はドリルで下穴を開けるので、デスクに穴を開けたくないという方や、電動ドライバーをお持ちではない方は引っ掛けるタイプを選んでおいた方が無難かもしれない。

穴の深さに合わせてドリルに目印を付けておく。
位置を決めてドリルで穴あけ。
穴を開けるのは4箇所だけなのでそんなに大変な作業ではない。
開けた穴に合わせてステーをねじ止め。
ねじ止め完了。
メッシュトレーを引っ掛けて完成だ。
背面はこんな感じ。

延長ケーブルを実際に設置

ここからは、先ほど仮設置した延長ケーブルを固定する作業。

コード類はカバーをした方が見た目が良いと思うので、まずは仮設置した延長ケーブルに配線カバーを嵌めていく。

とりあえず仮設置

カバーを嵌め終わったら今度はマスキングテープの出番。

我が家は賃貸なので壁に直接両面テープを貼ってしまうと、剥がすときに壁紙まで一緒に剥がれてしまう危険性がある。それを回避するために、壁には粘着力の弱いマスキングテープを貼っておき、その上から両面テープで配線カバーを固定しようという訳だ。

配線カバーを固定する位置に沿ってマスキングテープを貼っておく
マスキングテープの上から両面テープを貼り付ける。両面テープは適当な長さに切っても良いし、切らなくても問題ない。
両面テープの台紙を剥がしてカバーを固定すれば完成。

延長ケーブルをトレーに固定

続いては、延長ケーブルをトレーに固定する作業。

このメッシュトレーの良い所は、製品と一緒にマジックテープが付属していること。これのお陰でトレーの好きな位置に電源タップを置き、その場所に貼り付けることができる。

散乱しがちな配線も、マジックテープを使えば比較的スッキリ収納できるのは気が利いていてありがたい。

コードは極力束ねたくないので、トレー内の配置はもう少し検討する必要がありそうだ。

ケーブルホルダーを取り付ける

最後の仕上げに、Ankerのケーブルホルダーをデスク側と充電ケーブル側、それぞれに取り付けて完成。

これの良いところはなんと言ってもマグネット式だから、ケーブルの着脱がすごく簡単にできる所。

僕もケーブルホルダー自体は使った経験があるのだが、ホルダーに窪みがあってそこにケーブルを嵌め込むタイプだと、毎回着脱するのが面倒で次第に使わなくなってしまった経験があるので、今回は着脱が面倒ではないものにしようと思いマグネット式のものを選択した。

取り付けも簡単で、ホルダー側のシール面をデスクの側面に貼り付け、ケーブル側には付属のマグネットを取り付けるだけでOK。

ホルダーのシール面は洗って乾かせば何度でも使用することができるようで、一発で良い位置に決めなくても貼り直せるのは有り難いポイント。

作業後の状態

以上で作業は完了で、写真を撮りながらでも掛かった時間は3時間くらい。

作業後のデスクはこんな感じ。

他の場所で使っていたiPhoneとApple Watch用の充電ステーションをデスクに持ってきたので、作業前より物は増えたのだが、当初の目標であった、スッキリした状態を保ったまま配線をする、という点に関しては満足のいく仕上がりになったと思う。

何となく目に付くと気になる延長コードの配線も、配線カバーで綺麗に隠す事ができたから、少し面倒でもやっぱりひと手間かける価値はあったと思う。

まとめ

今回はデスク周りの充電環境の改善として、デスク下にトレーを設置して充電ステーションを設置する方法をご紹介してきた。

目につきにくいデスク下に、延長ケーブルや充電器類をまとめて収納できるから見た目もスッキリだし、今まで通りイスに座って作業していても足に当たる事もなくて快適。

今まではPCやスマホの充電が減るたびにコンセントの近くに移動しなければいけなかったが、デスクに居ながら充電できるようになったので使い勝手はかなりアップしたと思う。

加えて、充電ケーブルの先端に取り付けたマグネット式のケーブルホルダーのお陰で、充電し終わった後のコードもラクに元の位置に戻せるから、コードが散乱することもなく常に綺麗な状態で使う事ができ、気持ちよく作業ができるのも良い所だ。

今回は電動ドリルを使って設置したが、工具がなくてもデスクに引っ掛けて固定するタイプなら簡単に設置できるし、賃貸物件でもマスキングテープを使えば配線カバーも設置可能。

それほど時間もかけずに充電環境をスッキリ整理できるから、今の配線の見た目に納得していないという方や、これから配線を整理したいと考えている方は、ひとつの方法として、何か参考になる部分があれば幸いだ。

(参考)今回使用した商品一覧

・サンワサプライ|メッシュケーブルトレー

【サンワサプライ】 ケーブル配線トレー メッシュ
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・サンワサプライ|電源タップ

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・LEOCASLET|配線カバー

【LEOCASLET】配線カバー
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・Anker|Magnetic Cable Holder

【Anker】 Magnetic Cable Holder
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・カモ井加工紙|mt CASA マスキングテープ 25mm×50m

【カモ井加工紙】mt CASA マスキングテープ mt foto ホワイト (25mm×50m)
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