*本記事内の商品リンクにはアフィリエイトリンクを使用しているものがあります。予めご了承ください。
我が家はできるだけシンプルな部屋づくりを心掛けている。
その中で、無機質になり過ぎないようにアクセントを加えてくれている物、それが観葉植物たちだ。
子供の頃から、実家の観葉植物や、庭の手入れの手伝いをしていたからなのか、何かと面倒くさがりの僕なのに、不思議と植物を育てるのは好きで、一人暮らしを始めてからもいくつか気に入った植物を育てている。
日々段々と成長していく様子をみるのも好きだし、様々な種類の植物を育てるのも好きなのだが、一人暮らしで困るのが、植物を置くスペースだ。
一人暮らし向けのワンルームマンションに住んでいる身としては、植物を置くためだけの専用のスペースを作ったりしてしまうと、ただでさえ広くない部屋のスペースをさらに圧迫してしまうから、それは出来れば避けたい。
だから、テレビ台の余ったスペースに鉢植えを詰め込んで並べてみたり、デスクやベッド脇の小さなスペースを見つけては、そこに置いてみたりしたのだが、中々自分の中でしっくりくる配置が見つけられずにいた。
そんな悩みを解決するべく、今回導入したのが壁に取り付けられる棚、「ウォールシェルフ」だ。
これなら部屋のスペースを圧迫しないし、今まで植物に取られていたスペースを他の物の置き場として使えるから、部屋のスペースをより効率的に使う事が可能。おまけに植物たちも、ただ単に台に載せておくよりオシャレに飾る事ができるから、導入にはメリットしかないと言っても良いほどだ。
そこで、今回はウォールシェルフの設置方法や実際に購入した商品などを紹介していこうと思う。
これを使えば、部屋に物を増やす事なくスペースを有効に使える上に、オシャレに植物やインテリアを飾る事ができるので、部屋作りの参考になれば嬉しい。
購入品の紹介
今回使用した商品は下記のものだ。
”ウォールシェルフ” で検索すれば様々な商品がヒットするのだが、この商品を選んだ理由は以下の通り。
できるだけ部屋の雰囲気に合うものを選びたかったから、今回はコスパよりも見た目重視。
もう少し暗めのブラウンの板のものがあれば最高だったのだが、色は最悪自分で塗れば良いと思ったし、価格も手頃だったという事でこれに決定した。
基本的に、ネジ留めではなく、ピンで留めるタイプのフックであれば、賃貸物件でも使用できるものが多いと思うので、僕と同じく賃貸に住んでいる人は、ピンで留めるタイプの気に入ったデザインのものを選ぶと良いだろう。
施工の前に壁の確認は必須
今回のウォールシェルフを購入する前に、必ず確認しておかなければいけないのが家の壁の種類。
今回使用した商品を含め、多くの賃貸OKとなっている商品は、「石膏ボード」に使用可となっているものが多い。
僕はこれまでにもテレビやビカクシダの壁掛けDIYをしてきたから、今の家の壁が石膏ボードなのかどうかは何となく見分けがついていたのだが、初めて壁掛けに挑戦するという方は、必ず購入前に家の壁の種類を確認した方が良い。
僕が今まで住んできたマンションは全て石膏ボードだったので、石膏ボードの場合が多いのだとは思うけれど、商品を購入した後でやっぱり設置できなかったとなると勿体無いので、下記のサイトなんかを参考にして事前に調査するのがオススメだ。
石膏ボードの見分け方/設置方法:https://kabebijin.net/user_data/setting.php
実際に設置してみる
設置はとても簡単で、ある程度位置を決めたら壁にフックを取り付け、あとはそれに板とワイヤーを組み合わせたものを引っ掛けるだけ。
フックは画鋲のようにピンを差し込むだけなので道具も不要で簡単だ。
フックのピンが斜めに生えているので、水平に取りつけるのが若干難しかったけれど、僕が購入した商品には水平器も付属していたし、今回のように観葉植物の鉢を置くのであれば、ある程度のズレは許容範囲内だろう。
フックは外して再度取り付ける事ができるので、位置を微修正したり、模様替えの時も便利。
綺麗に並べて設置するもよし、あえて不規則に設置するもよし、飾るものや部屋との相性を考えながら自分の好きなように設置すると楽しい。
観葉植物を飾って完成
ウォールシェルフが設置できたら、あとは観葉植物を置いて完成。
耐荷重が5kgと、意外と重たいものも載せられるので、割とサイズのあるアボカドの鉢植えも余裕で飾る事ができた。
個人的に良かったのは、伸び放題だったトラディスカンティアを綺麗に飾る事ができたこと。この子は放っておくといくらでも伸びてきて、ずっと取り回しに悩んでいたのだけれど、壁掛けにすると取り回しも気にしなくて良いし、存在感もグッと増して良い感じに飾れたと思う。こういったツル状の植物は壁掛けとの相性が良さそうだ。
ちょっとした空きスペースには、よく使う香水やお香たてなんかを置いて有効活用。
飾りながら思ったのは、もう少し大きいサイズの棚を設置すれば、コーヒー器具なんかも並べて飾れたかもなという事。
植物を飾ることしか頭になかったけれど、スペースも有効活用できる上にオシャレに飾る事ができるので、植物だけじゃなくいろいろな使い方ができそうだと思った。
まとめ
簡単ではあるが、今回は新たに我が家に導入したウォールシェルフを紹介してきた。
今までも存在は知っていたのだけれど、実用的というよりかは部屋の雰囲気や見た目に重きを置いた商品だと思っていたから、それほど積極的に取り入れる必要もないかなと思っていたというのが正直なところ。
ただ、実際に導入してみると、床に物を設置することなく部屋に新たなスペースが生まれ、それを有効活用することで、今までただ物を置くためだけに設置していた余計な家具を減らすこともでき、部屋を広く使えるようになった。
その上、置き場所に悩んでいた観葉植物たちもオシャレに、そして日当たりの良い場所に置く事ができたので、今回の設置にあたってはメリットしかないと言って良いほど。個人的にはかなりコスパも良く満足度の高いDIYだったと思う。
賃貸でも設置できる上に、価格も手頃で取り付けも簡単なので、小物や植物をオシャレにディスプレイしたいという方は勿論、家具を減らして部屋のスペースを広く使いたいと思っている方にもすごくオススメできるDIYだと思うので、気になった方は是非チャレンジしてみてはいかがだろうか。