僕がハンドドリップ用に揃えたコーヒー器具6つをご紹介。

僕は黒色が好きで、鞄など普段持ち歩くものや、部屋の家具や家電など、殆ど黒色で統一している。

だから、ハンドドリップを始めたいと思って揃えたコーヒー器具も、例に漏れず、あちこちで黒色の物を探して揃えてきた物ばかり。

キッチンの一部にカフェコーナーを作り、そこにカフェのようなお洒落な空間を作りたいと思いながら、色々な商品を検討してきたのだが、個人的には色の統一感もあって、満足のいく物を揃えてきたと思うので、今回はそんなコーヒー器具達をご紹介しようと思う。

1. コーヒーケトル|【BALMUDA】 The Pot

ドリップ用のケトルに選んだのは BALMUDA The Pot 。

ミニマリスト御用達と言っても良い程、SNS等でもよく見かけるこの商品。

個人的にあまり人と被るのは好きではないのだけれど、真っ黒に統一されたデザインや陶器のような触り心地、お湯を沸かす時に光るランプの可愛さなどに惹かれて、散々迷った挙句こちらに決めた。

コンパクトだから場所を取らないし、お湯を注ぐにも使い易いサイズ。注ぎ口やハンドルも狙った所に注ぎ易いようにデザインされていて湯切れも良いから、自分でドリップするのが初めてという初心者の方でも取り回し易いのが良い所。

注意点を挙げるとするなら、デザインもシンプルだが機能もシンプルで、他の似た製品と比べて多機能ではないという点。

勿論、電気ケトルだからお湯を沸かすことが出来れば十分ではあるのだが、こういったコーヒー用のケトルの商品の中には、お湯の温度を細かく設定できるものもある。コーヒーは淹れるお湯の温度によっても味が変わり、大体 80℃〜95℃ 辺りが目安とされているためだ。

この BALMUDA The Pot にはそういった機能は付いていないし、電気ポッドなどによくある、お湯を一定の温度に保つような保温機能なども、特に付いていない。

価格は、公式サイトで ¥13,200(税込)。

コスパ重視の方や機能性を求める方には、なかなかオススメしにくいが、ミニマルなデザインでマットな質感はインテリアにもよく馴染むので、お洒落な空間作りを目指しているという方や、使う器具のデザインも重要視しているという方には、選択肢の1つとしてオススメしたいと思う。

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2. ドリッパー|【HARIO】 V60 メタルドリッパー

このドリッパーは、 HARIO V60 というドリッパーで、日本のみならず世界中でヒットした名作ドリッパー。

ドリッパーと一口に言っても、サイズや形、メーカーなどによって種類は様々で、僕自身、最初にどれを選べば良いのか全く分からず、初心者なりに色々なサイトで調べた結果辿り着いたのが、この HARIO V60。

このドリッパーの大きな特徴は

  • 円錐型の形状
  • 内側に施された螺旋状のスパイラルリブ
  • 出口の大きな1つ穴

円錐型の形状はコーヒーの粉が縦に深く積み重なるため、お湯を注いだ時にコーヒー粉がお湯に触れる時間が長くなり、味や香りをしっかり抽出してくれるのが特徴。

内側に施された螺旋状のスパイラルリブは、ドリッパーとフィルターの間の密着を防いで、抽出時に空気の抜け道を作る事で、抽出をスムーズにしたりコーヒー粉がしっかりと膨らむのを助ける役割がある。

出口にある大きな1つ穴により、底にお湯が溜まらない構造のため、お湯を注ぐ速度によって味の調節が可能。素早くドリップしてスッキリとした味わいにしたり、じっくり注いで濃厚な味にしたりと自分好みの味に調整できるのがポイントだ。

また、

「日本メーカー」×「初心者からプロまで使う」×「低価格」×「スタイリッシュなデザイン」

で、「これを買っておけば間違い無いだろう」と思ったのも決め手の1つ。

同じ V60 の中でも、ガラスやプラスチックなど異なる材質のものや、デザイン、カラーも様々なバリエーションがあるため、自分の好みに合った物を見つけやすいのも魅力だ。

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3. コーヒーミル|【kalita】 コーヒーミル KH-10

コーヒーミルは、コーヒーを豆から挽く時に使用するもの。

ドリッパーとフィルターさえあれば、コーヒー粉を買ってきて手軽にハンドドリップは始められるのだが、折角なら豆から挽いてみたいと思い、kalita の KH-10 というハンドミルを購入した。

このミルを選んだ理由は、木を使ったナチュラルな質感と、黒で統一されたデザインが気に入ったから。

コーヒーミルは大きく分けると、電動の物と手動の物に分ける事ができる。

電動の物も選択肢としてはあったのだが、やはり高価になりがちという事と、設置するのにスペースが必要という事で、サイズもコンパクトで価格も抑えめなハンドミルを選んだ。

ハンドミルの中でも、刃やミルの構造、材質、豆を挽いた時の粒の揃い方や、挽き具合の調節の細かさなど、商品によって色々な特徴があり、種類も多い。

このミルの良い所は、コンパクトなサイズで握りやすい形状になっているのに、適度な重量もあるから豆を挽きやすい所。また、豆を入れるホッパーという部分に蓋がついているため、ハンドルをグルグル回している時に豆が飛び散る心配をしなくても良いのも嬉しい。

反対に、挽き具合の調節に少し手間がかかったり、豆を挽いた後の受け皿の部分に、粉が残りやすいのは注意点。

とはいえ、エントリーミルにピッタリの物としてよく記事などにも取り上げられている商品で、コスパも○

「豆から挽いてみたいけど、いきなり高価なミルを買うのはちょっと、、、」という方にはピッタリの商品だと思うので、ミル選びに迷っている方には選択肢の1つとして推したいアイテムだ。

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4. スケール|【TIMEMORE】 BLACK MIRROR BASIC コーヒースケール

コーヒースケールは必須という訳ではないのだが、あると便利なアイテムの1つ。

主な用途としては、コーヒー豆の重さを測ったり、お湯の注ぐ量や抽出時間を測るもの。

コーヒーは豆の量や、抽出時間などによっても味が変わるため、これらが毎回バラバラだと、コーヒーを淹れる度に、薄かったり、苦味が濃かったりなど、味にバラツキが出てしまう。

そのため、スケールを使って豆の量や抽出時間を測ってあげるとそのバラツキを少なくできるという訳だ。

ミルやドリッパーを買うと付属してくる計量スプーンを使う事も可能だが、同じ一杯でもコーヒー豆は種類や焙煎具合によって重さが少しづつ変わってくるため、より狙った味に仕上げたい方はコーヒースケールがオススメ。

勿論、家に秤やキッチンスケールがあるという方は、それらとスマホなどのタイマーを使う事で代用も可能だが、僕の場合は家に秤がなかったので、どうせ買うならタイマーと秤の機能が一緒になった物が良いと思い、こちらのコーヒースケールを購入した。

このコーヒースケールを選んだ理由は、LEDディスプレイを搭載したスタイリッシュなデザインと、0.1g単位で計測できる十分な機能があり、おまけに Type-C 充電にも対応していたため。

特に、物理ボタンがなく、どこがディスプレイなのか分からない、隠しLEDディスプレイとなっているデザインが気に入っていて、我が家では敢えて収納せず、インテリア感覚でカフェテーブルに置いている。

5. コーヒーサーバー|【珈琲考具】 割れにくいコーヒーサーバー

抽出したコーヒーを保温しておくコーヒーサーバーには、珈琲考具の 割れにくいコーヒーサーバー を選んだ。

僕は1人暮らしだし、1度に沢山のコーヒーをドリップする訳でもないので、こちらも必須という訳ではないのだが、あると便利な物シリーズの1つ。

コーヒーサーバーには色々な材質の物があり、透明で中身の見やすいガラス製やプラスチック製の物、保温力に適しアウトドアなどでも活躍するステンレス製の物、特徴的な形状の物が多くインテリアとしても楽しめる陶器製の物など様々。

僕が購入したこちらのサーバーは、トライタン樹脂というプラスチック製のサーバー。

プラスチック製の良い所は、透明で中身が見やすく、ガラスよりも軽量な事。また、割れたりする心配もないから、食洗機やスポンジでゴシゴシ洗う事ができるのも良い。

ステンレス製の物と比べると保温性能では劣るのだが、こちらのサーバーは電子レンジにも対応しており、もし冷めてしまっても温め直す事ができるから問題はない。

シンプルなデザインだけど、メモリも見やすく、注ぎ口が液垂れしにくいような設計になっていて、実用的な部分も兼ね備えたコーヒーサーバー。

400mlと700mlの2種類のサイズから選べるため、気になった方はチェックしてみて欲しい。

6. フィルターホルダー|【eN product】coffee filter holder

フィルターをお洒落に収納するならフィルターホルダーがオススメ。

コーヒーフィルターはドリップに欠かせない物だから毎回使うけど、売ってある箱のままテーブルに置いておくと生活感が出てしまうし、かといって毎回引き出しや戸棚に収納するのも手間。

そんな時に活躍してくれるのが、フィルターホルダー。

僕も始めはコーヒーを淹れる度に、フィルターを毎回引き出しに収納していたのだが、折角ならお洒落に収納したいと思い、辿り着いたのがこのeN productのフィルターホルダー。

実際使ってみると、こういったほんの少しの手間でも、なくなると意外と快適に感じるもの。

こちらは、ブラックステンレスを使用したシンプルなデザインで、埃が溜まりにくく、フィルターが下につかないため衛生面にも配慮されているのが嬉しい点。

こういったフィルターホルダーやフィルターケースなども、形や材質など様々なものがあり、お洒落な空間を演出してくれる為、あまり生活感を出したくないという方には、是非、オススメしたいアイテムだ。

まとめ

今回は、僕が家でハンドドリップを始めるにあたって揃えたコーヒー器具を紹介してきた。

始めに書いたように、テーブルにカフェコーナーを作って、そこに並べたいと思っていたため、部屋のカラーに合わせた黒色で、且つ、インテリアにも良く馴染みそうな物を選んできたつもり。

個人的には統一感も出て満足できる買い物だったと思う。

出費は全部で約3万円程。

中々のお値段だが、実はこの中でドリップコーヒーを家で作るのに最低限必要になるのはドリッパーのみ。

後はコーヒー粉とお湯、フィルターがあればそんなにお金を掛けずに始められるので、ひとまず最低限の物だけを揃えて、もしドリップコーヒーが気に入れば、その時に自分のお気に入りのコーヒー器具を揃えるのがオススメ。

ドリップコーヒーは、色々な種類、お店のコーヒー豆を試したり、挽き具合や抽出時間などで味の変化を楽しんだりと、家でのコーヒータイムがより楽しくなるので、本格的なコーヒーを家で楽しみたい方にはピッタリ。

この記事がそのコーヒー器具選びに少しでも参考になれば幸いだ。

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