普段、お風呂場で使うアイテムの中で今までに買って良かったものがあるかと聞かれれば、いくつか思い浮かぶものがある。
お風呂上がりの水分をすぐに吸収してくれる「珪藻土マット」や、浴槽のピンク汚れの発生を抑えてくれる「バスタブクレンジング」などがそうなのだが、中でも、特にイチオシしたいのがオーエのボディタオル「あわゆき」だ。
単純に飽き性なのか、それとも、それを探究心と呼んで良いのか分からないが、僕は日頃使う日用品や消耗品は、よほど気に入らない限り毎回違う商品を試したくなる派。
それが一人暮らし10年目ともなれば、シャンプーや化粧水、洗濯用洗剤からタオルまで、定期的に購入する日用品に関しては数え切れないくらいの種類を試してきた。
それでも、どの日用品も中々 ”コレだ!” と言うものには出会えてない気がしていて、今でもまだ自分の中のベストアイテムを見つける旅の途中。
そんな僕だけど、お風呂場のアイテムの中で唯一「もうずっとコレで良いかも」と思ったアイテムがある。
それが、オーエのボディタオル「あわゆき」だ。
今までボディタオルには特にこだわりは無かったし、コレに出会う前までは、ボディタオルなんてどれも同じと思っていたけれど、今では出張の荷物にも入れておきたいと思うくらいにお気に入り。
お風呂用のボディタオルなんて高い買い物でもないし、購入前にわざわざレビュー記事を読むまでもないのかもしれないけど、折角この記事まで辿り着いてくれた読者の方のために、今回は僕の思うオススメポイントを余すことなく伝えられたらと思う。
Contents
めちゃめちゃ柔らかい肌触り
初めて使った時にすごく驚いたのが、肌触りの柔らかさ。
この「あわゆき」シリーズは硬さのバリエーションがいくつかあって、僕は ”超やわらか” を使っているのだが、その名前に違わぬ “やわらか” ぶりで、洗っていてすごく心地良い。
今までは、実家の年季の入ったボディタオルや、ドラッグストアで適当に購入したものを使ってきたのだけど、どれも繊維が結構ガサガサしていたし、泡立ちも悪く、ボディタオルなんてこんなもんなんだろうと思っていた。
まぁ、だいぶ劣化してしまっていたり、そもそも良く考えずに固いものを選んでしまっていた可能性は否定はできないが。。
ともかく、このボディタオルに関しても、最初にAmazonで商品の写真を見たときは、今まで使ってきたものと見た目があまり変わらない気がして、実は ”超やわらか” と言う言葉にはかなり懐疑的だったのだ。
とは言え、数百円の買い物だし、一度使ってみて今までのものと変わらない肌触りなら、ボディタオルなんてそんなもんなんだろう、とあまり期待もせずに購入したのだが、予想とは裏腹に、その肌触りの柔らかさには衝撃を受けた。
写真では、繊維の感じがパサパサしていて硬そうだなと思ったし、実際にパッケージから出して手に取ってみてもそれほど柔らかいと言う印象を受けなかったので、「コレは失敗だったかも」と思ったのだけど、実際に泡立てて洗ってみると今まで使っていたものとはハッキリと違いが分かる柔らかさ。
今までのボディタオルの肌触りは、極端に言うと “柔らかめのタワシ” みたいな印象だったのだけど、それに比べるとこのボディタオルは “タワシ” と言うより “タオル” に近い肌触り。
水に濡らす事でパサついた感じも消え、生み出されるキメ細かい泡と相まって、柔らかくモコモコと全身を洗う事ができてすごく気持ち良い。
少々力を入れて洗ってみても全く痛くなく、半信半疑だった “超やわらか” の文言だったけど、完全に納得させられる結果となった。
ワンプッシュで全身洗える泡立ちの良さ
もうひとつ気に入っているのは、泡立ちがとても良いこと。
今までのボディタオルだと、ワンプッシュで泡立つ量が限られていたので、最初からツープッシュ使って頑張って泡立てたり、身体を洗っている途中でボディソープを注ぎ足したりする必要があったのだが、これに替えてからは、ボディソープの種類に関係なく、ワンプッシュでしっかりと泡立ってくれるのが良い。
それも、時間をかけてしっかりと泡立てる必要がある訳でもなく、ボディタオルを軽く濡らした状態でボディソープをタオルの上に出し、数秒ゴシゴシと擦るだけでしっかり泡立つ。
さらに、ボディタオルの素材として使われている極細繊維のおかげで泡のキメがとても細かく、泡が消えにくいから洗った所から泡につつまれていき、全身をモコモコに洗う事ができる。
今までは、「しっかり体の隅々まで泡たっぷりに洗いたい」と言う気持ちと、「一回のお風呂でそんな贅沢にボディソープは使えない」と言う、節約思考の狭間でもがきながら生きてきたのだが、このボディタオルに替えてからはそんな問題なんて泡のように消えてなくなった。
少ない量のボディソープで全身をモッコモコに洗えるのが気持ち良くて、シャワーの満足感というかサッパリ感が増してオススメしたいポイントだ。
耐久性は?
正直、数百円の買い物なので、あまり耐久性なんて考えていなかったのだけど、折角なのでそのあたりも。
ボロボロになるまで使った訳ではないから、耐久性の限界については分からないけど、結論から言うと、僕は2年使用して新しいもの(全く同じもの)に買い換えることにした。
ただ、それは泡立ちや肌触りの良さなどが低下したから、と言った機能面上の理由ではなくて、単純に2年使ってそろそろくたびれてきた気がしたから。
確かに、繊維のほつれなんかは徐々に出てきていたと思うけど、泡立ちや肌触りの柔らかさはキープしてくれていたと思うので、その気になれば2年以上使うこともできたと思う。
なので、耐久性に関してはあまり正確な評価はできないのだけど、少なくとも、買って数週間で使い物にならなくなる、なんて事はないと言うことだけはハッキリと言えるだろう。
【参考】ワンプッシュで全身洗えると、ひと月いくらの節約になるのか。
この記事を書いている途中でふと気になったのが、「ワンプッシュで全身を洗えるなら、毎回ツープッシュ以上使っていた頃と比べて、ひと月でいくらの節約になったのか」と言うこと。
決して節約目的でこのボディタオルを選んだ訳ではないし、ボディソープの節約効果なんて、有って無いような物だとは思うけど、こうやって比較するのは嫌いじゃないので簡単にシミュレーションしてみようと思う。
大雑把にシミュレーション
まず我が家で使っているボディソープはこんな感じのやつ。
これのワンプッシュを計測してみると3.2gだったので、毎日1回お風呂に入るとすると、3.2g×30日 = 96g で、誤差も加味するとひと月あたり大体100g前後使う計算になる。
次に市販のボディソープの容量を確認。
例えば、ドラッグストアなどで一般的に販売されているDoveのボディウォッシュを参考にさせてもらうと、容量は470gなので、ひと月100g使うなら4.7ヶ月分の容量。
商品の価格が大体500円だから、500円÷4.7 ≒ 106円。
つまり、ひと月に106円がボディソープ代としてかかると言う訳だ。
文字で説明するのも分かりにくいと思うので、表にまとめるとこんな感じ。
条件を変えだすとキリがないので深追いはしないが、当然もう少しお値段のするボディソープを使う場合は節約の効果も大きくなる。
今、僕が使っているNILEのボディソープの場合はこんな感じ。
ひと月で見れば大した事ないけれど、僕の場合は年間で約6,000円くらい節約できている計算になった。
まぁ、とは言え冒頭でも書いたように、僕はボディソープなどの日用品は毎回違うものを使いたくなるので、同じものをリピートする事はなく、この表は何の役にも立たないのだが、その反面、机上の空論であっても目に見える形にすると、少しは節約になったのかもしれないな、と思えてちょっと嬉しかったりもする。
もし使っているボディタオルの泡立ちが悪く、買い換えることでボディソープの量を半分(2プッシュ→1プッシュ)に減らせるのなら、1ヶ月〜3ヶ月くらいで元が取れそうだ。
まとめ
今回は、僕の1番のお気に入りお風呂場アイテムである、オーエのボディタオルを紹介してきた。
おすすめの理由は、洗い心地の柔らかさと抜群の泡立ちの良さ。これがワンコインで手に入るのだから、かなりコスパが高い。
僕はAmazonで購入したのでドラッグストア等の実店舗で売られているのかは分からないのだが、時々Amazonで見ていると、たまにセールになっている事があり、普段より安く購入出来るタイミングもあるようなので、ネットで買う場合はAmazonをチェックするのがオススメ。
すごく低価格だけど、毎日のバスタイムのクオリティをグッと上げてくれた僕のイチオシのアイテム。
家のバスタオルの泡立ちに満足していなかったり、そろそろボディタオルを買い替えようと思っている方には、是非おすすめしたい商品だ。