iPhone16にINFINITE AIRを着けて2ヶ月経過したのでレビューしていく

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今年、発売と同時に購入したiPhone16。

前回iPhoneを買い換えた時は、初日にアスファルトの上でツルッと落下させてしまい、いきなり傷が付いてテンションガタ落ちだった記憶があったので、今回は外に持ち出す前にケースをあらかじめ買っておこうと決めていた。

事前にケースを色々とリサーチし、最終的に購入したのが、CASEFINITEの「INFINITE AIR」というケース。

実は、以前使っていたiPhoneや、仕事用のiPhoneには、同じくCASEFINITEの「FROST AIR」というモデルのケースを使っていて、これが結構気に入って愛用していたケース。

今回の買い替えの時も、iPhone16に「FROST AIR」が対応していれば、リピートしても良いかなと思って公式サイトを見ていたのだが、そうしていると「INFINITE AIR」なる新しいモデルが出ているのを知り、なんとなくチェックしてみたら結構良さそうだなと。

CASEFINITEには、薄さを重視した「FROST AIR」や、耐衝撃性を重視した「IMPACT PRO」などのラインナップがあるのだが、調べてみると「INFINITE AIR」は薄さと耐衝撃性のバランスを取った、丁度中間のような位置付けのモデル。

以前使っていた「FROST AIR」は耐久性が心配な所があったし、個人的にも、同じものをリピートして使うより、新しいものを使ってみたい派という事もあって、新しいiPhoneのケースにはこちらをチョイスしてみたと言うわけだ。

結果として、これがかなり ”イイ感じ” 。

「FROST AIR」の良さを引き継ぎながらも、懸念があった耐久性が上がっていて、かなり隙のない仕上がり。

ここ最近の購入品の中でかなり満足度が高かったなと思うので、今回、このケースの使用感や魅力をレビューしてみようと思ったと言うわけだ。

使った感想はもちろん、以前の「FROST AIR」との比較なんかも書いてみたので、新しいiPhoneケースをお探しの方や「FROST AIR」からの乗り換えを検討している方にとって、役立つレビューが出来ていれば嬉しく思う。

INFINITE AIRの特徴と使い心地

とことんミニマルなデザイン

「INFINITE AIR」は、ロゴすら入っていないミニマルなデザインが特徴。

と言っても、そもそもCASEFINITEは「無駄を削ぎ落とし、シンプルを研ぎ澄ます」というのが、ブランドコンセプトの一部。

そのため、どのモデルのケースにもロゴは入っていないのだが、この「INFINITE AIR」もそのコンセプトを継承していて、余計な要素が一切ない洗練されたデザイン。

背面は無地で不透明なので、ケースをするとAppleのロゴなどは隠れる仕様だ。

以前使っていた「FROST AIR」は、Appleのロゴが透けて見えるので、個人的には「iPhone本来のデザインが楽しめて良い」みたいな所があったのだけれど、ロゴが隠れると、それはそれでシンプルに見えて、違った良さがあるなとも思う。

カメラ周りは、レンズより少し高く縁取りがしてあり、iPhoneをポンと置いてもレンズが直接地面に当たらない仕様で、この辺りは他のモデルでも共通のデザインだと思うけれど、普段使いを考えた気の利くデザイン。

艶消しのマットな質感も上品で、高級感を感じさせるのも気に入っているポイントの一つだ。

デザインに関して注意点を挙げるとすれば、iPhone本来のカラーが完全に隠れる点と、ケースの色展開がiPhone16用はブラックのみ* であるという事。

黒好きの自分にはピッタリだが、iPhoneのカラーを楽しみたい人にとっては選択肢が限られるため、注意しておいた方が良いだろう。

*2024/12/25日現在

ボタンの押し心地は可もなく不可もなくといったところ

ボタン周りは、本体のボタンの位置や大きさに合わせてピッタリと穴が空いていて、さらに皿取り加工を加えたような感じ。

ケースを着けると、どうしてもボタンがケースに埋まるような感じになるから、iPhoneをそのまま使うのに比べればボタンは押しづらくなるのは仕方がないが、それは、ボタン部分が穴あきになっているタイプのケースには共通して言えること。

今のところ、普段使いでボタンが押しづらくて困る、と言うような場面もないので、ボタン操作について不満はないと言って良い。

ただ、唯一ちょっとコツがいるのが、右下についているカメラボタン。

指が当たってすぐにカメラが起動してしまうのを防止するためなのか、このボタンだけ他のボタンよりも出っ張りが控えめに設計してある。

そのため、ケースを付けるとさらに深い位置に埋まる形となり、ココを押す際には他のボタンよりも少し指を押し込む必要があるのだ。

写真の上側が電源ボタン、下側がカメラボタンになっている

特に、iPhone16からは、このボタンに少し力を加えながらスライドすることで、ズームイン・アウトができるようになったので、その機能を使う時はちょっとコツが必要かも。

もっとも、ケースを付けていない状態でも、このカメラボタンの操作は少し力加減にコツがいる部分なので、慣れてしまえば特に不便を感じることもない。

とはいえ、何も付けていない時と比較すると、カメラの起動やズーム操作にやや手間取ることがある点は注意しておきたいポイントだ。

薄さと耐衝撃性を兼ね備えたバランスの良い設計

今回このケースを使ってみて、僕が一番気に入っているポイントは薄さと耐衝撃性のバランス

iPhone本来の形をできるだけ邪魔しない薄さと、少々落としたくらいでは割れないタフさを両立した厚みが絶妙。

個人的には、やっぱりiPhoneは素の状態が、デザイン的にも薄さ的にもベストだと思っているので、できることならケースは付けたくない派。

ただ、それ以上に、傷だらけのiPhoneを何年も使っていく気にはならないので、そうなるとやっぱりケースは必須だ。

ただでさえ片手で操作するのにギリギリの大きさなのに、ケースがゴツすぎると片手に収まりきらなかったり、ポケットに入れづらかったりするのが嫌だし、かと言って、薄すぎると落とした時にケースが割れてしまったり、iPhoneにダメージがいってしまっては本末転倒。

そのため、iPhoneケースは「薄いに越したことはないけれど、実用性を考えるならある程度の厚みは必要」と言うのが、今の僕の考え。

薄さと耐衝撃性は ”あちらを立てればこちらが立たず” 的な関係性だとは分かっているのだが、その絶妙なバランス感を実現しているのが、このケースの大きな魅力の一つだと思うのだ。

FROST AIRと使い比べた感想

左がINFINITE AIR、右がFROST AIR

ここからは、以前使用していた「FROST AIR」との比較をメインにご紹介。

「FROST AIR」の徹底的な薄さにこだわるか、それとも「INFINITE AIR」の実用的な厚みを選ぶのかで迷う人もいるだろうから、両者で悩んだ時の参考になれば嬉しい。

ボタンの操作性と滑りやすさの比較

ボタン操作に関しては、両者の間で特に優劣はないと言っても良いと思う。

どちらのケースもボタンに合わせて穴が空いているタイプなので、ボタンがケースに埋まったような状態になるのは変わらない。

「INFINITE AIR」の方は皿取りがしてあるから、ボタン周りが少し窪んだようになっていて押しやすくなっているし、「FROST AIR」の方はそんな加工はないけれど、そもそもケースが薄いのでボタンがそれほど埋まらず、こちらも操作に不満はないと言ったところだ。

滑りやすさに関しては、「INFINITE AIR」の方がより滑りにくくなった印象。

「FROST AIR」は、よりサラサラとした触り心地なので、操作中に滑って落としてしまったり、ポケットから取り出す時に、勢い余ってスポッと手から飛び出してしまうことが幾度となくあったのだけれど、「INFINITE AIR」の方は、サラサラした質感は残しつつも、より指に吸い付くようになったような感覚。

これが高触感塗膜処理と言うヤツの効果なのかは分からないけれど、手に持っている時の安心感というか安定感みたいなのは良くなった。

この辺りは好みもあるんだろうけど、僕個人としてはiPhoneをデスクに置いたりして使うよりも、出し入れすることの方が多いから、そういった意味では「INFINITE AIR」の質感の方がグリップ力があって良いなと思う。

耐衝撃性を考えるなら「INFINITE AIR」

両者の大きな違いがあるのはやっぱり耐衝撃性の部分で、そこに関しては明らかに「INIFINTE AIR」に軍配が上がるだろう。

ただ、「FROST AIR」が品質的に劣っているとかではなくて、そもそも、「FROST AIR」はとことんまで薄さを追求しているから、言ってしまえば耐衝撃性なんて二の次。

だから「FROST AIR」の名誉のために言っておくけれど、これは品質の問題ではなくてコンセプトの違いという訳だ。

その上で、「ケースには薄さも欲しいけれど、ある程度、衝撃にも耐えれる性能が欲しい」という方には「INFINITE AIR」の方がオススメだろう。

参考までに、1年半使った「FROST AIR」の状態の写真を載せておく。

特に手荒に扱った記憶はないけれど、ケースのあちこちにひび割れが出てきてしまったり、逆剥けができたり、ケースが伸びて(?)少しゆするとケースの中でiPhone本体がスコスコ動くようになったりと、そろそろ買い替え時かなという感じ。

先ほども言ったように、サラサラした手触りだから、操作中に手から滑って落としてしまうことが多々あったのだけれど、幸いiPhone自体に傷が及ぶようなことはなくて、ケースの役割はしっかり果たしてくれている。

ただ、代わりにケースにはしっかりダメージが残ってしまうから、ケースの頑丈さといった観点では、やはり「INFINITE AIR」の方がより安心感があると感じた。

まとめ

「INFINITE AIR」を購入して2ヶ月ほど使ってみた感想をご紹介してきた。

ざっくりとケースの特徴や使い勝手をまとめるとこんな感じ。

  • ロゴなどの余計な要素を徹底的に取り除いたミニマルなデザイン
  • 薄さと頑丈さのちょうど良いバランスを実現
  • ボタンはケースに埋まってしまうけど、皿取り加工が施してあるので特に押し辛い事はない
  • カメラボタンだけ他のボタンより出っ張りが少ないのでコツがいるかも
  • サラサラした触り心地だけど、指に吸い付くようなグリップ感があって比較的滑りにくい
  • iPhone16用のカラー展開はブラックのみ

また「FROST AIR」との比較という観点だと

  • とにかく「薄い」「軽い」が大事 → FROST AIR
  • 薄さも大事だけど、ある程度衝撃にも備えたい → INFINITE AIR

という住み分けになるだろうか。

個人的には、以前使っていた「FROST AIR」よりもペラペラ感がなくなって、より強度が増したなと言うのが一番違いを感じたところ。

「FROST AIR」の良いところを継承しつつも、より実用性にフォーカスしてアップデートされたようなイメージで、かなり完成度の高いiPhoneケース。

ミニマルなiPhoneケースをお探しの方は、候補のひとつとして検討してみても良いのではないだろうか。

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