ー 皆さんは、賃貸の床の色を変えたいと思ったことはあるだろうか?
僕はある。
この部屋に引っ越してから約1年。
シンプルで統一感のある部屋作りを意識して、それなりに色や素材に拘って家具や家電を揃えてきた。
だが、床がフローリングだと、どうしても部屋の統一感が出ず、何というか、もう一歩「垢抜けない」感じをずっと抱えていた。

僕は、普段からYouTubeのルームツアー動画や、インスタグラムのお洒落な部屋の投稿が好きでよく見ているのだが、やはり目を惹かれる部屋は、床や壁も含めて部屋の雰囲気が統一されている部屋。
そこで今回、僕も理想の部屋に近づけたいと思い、「フロアタイル」を使って賃貸の床のDIYをした。
「フロアタイル」は、本物の素材をリアルに表現したビニル床材の事で、工事などをする必要がなく、フローリングの上からタイルを敷き詰めることで、簡単に床のDIYをする事ができるもの。

他にも様々な床材を検討したのだが、自分の気に入った色、質感の中で
「最小限のコスト」×「賃貸物件でも施工できる」
という条件で辿り着いたのが今回のDIYの方法。

床の色を変える事で、ガラッと部屋全体の雰囲気が変わり、かなり統一感が出たと思うので、今回は、実際に僕が購入した商品や、施工過程をご紹介する。
これからフロアタイルを使って床をDIYしたいと思っている方の参考になれば幸いだ。
Contents
今回使用した「シール式」のフロアタイルについて

まずは、今回のDIYに使用した床材を紹介しておく。
使用したのは、フロアタイルの中でも「シール式」のもの。
シール式というのは、タイルの裏側がシール面になっていて、床に張るだけで施工できる商品。
低価格で簡単に施工する事ができる反面、一度床に貼ってしまうと剥がす事ができないというデメリットもある。
僕の家は、タイトルにもあるように賃貸物件なので、DIYをするとしても、部屋を元の状態に戻す「原状復帰」が必要。
そのため、通常シール式のフロアタイルは施工できないのだが、今回は敢えてシール式のものを購入した。
なぜなら、今回のDIYではシール面を使用しないからだ。
どうして、わざわざそんな方法を選んだのかというと、この方法が最もコストが抑えられたからだ。
具体的な施工方法は後ほどご紹介していくが、ざっくり説明しておくと、①床にマスキングテープと両面テープを貼り、②その上からフロアタイルを、シール面の台紙を剥がさないまま床に敷き詰めていく、と言うもの。
イメージとしては下の図の通り。

他に、床をDIYする方法としては、
などがある。
色々な商品を検討した結果、気に入った色や質感の床材で最も安く施工できるのが、今回の方法だったと言うワケだ。
因みに、各商品の価格と特徴は以下の通り。
特に色や柄に拘らなければ、クッションフロアが最も低価格となっている。あくまで僕が調べた範囲での結果になるが、参考になれば幸いだ。

準備した物

準備したものは以下の通り。
各商品の詳細は下で説明する。
1. フロアタイル

今回使用したのは下の商品の中の、”ウェザードパイン”というカラーのもの。
グレーの床材をメインに探していたのだが、6畳セットで購入でき、かつ価格も抑えられた為、こちらの商品を選択。
今回施工する我が家の部屋は約10.5畳だったので、余裕を見て12畳分(6畳分 x 2セット)購入した。
2. 両面テープ

両面テープは一般用の物を使用。
クッションフロア等を施工する場合は、専用の両面テープを使うことが多いようだが、今回はタイルのシール面に貼ってある台紙に貼り付けるため、専用の物ではなく、価格を抑えられる一般用の物を選んだ。
フロアタイル1列につき、両面テープも1列で使用する予定だったため、少し幅広の50mmの物を使用し、あとは部屋の大きさに合わせて少し余裕を持って準備をした。
3. マスキングテープ

マスキングテープも両面テープと同じく、ごくごく一般的な物を使用。
特にこだわりを持って選んだ訳ではないが、強いてあげるなら、剥がす時のことを考えて粘着力の比較的弱そうな物をセレクトした。
幅については、両面テープの幅(50mm)よりも少し余裕を持たせるため、30mm幅の物を2つ並べて使用し、1列が60mmになるように施工。
勿論、最初から60mm幅の物を購入しても問題ないのだが、今回はよりコストを抑えられる30mm幅を準備した。
4. カッター、定規

カッターについてはタイルをカットするのに必要。切れ込みが入れば良いので、特別大きな物などは不要だが、もし持ち合わせていなければ購入しておこう。
定規については、あると寸法が測れるし、タイルを真っ直ぐにカットする時にも便利だが、無ければダンボールの側面を使用するなど、代用もできるため「あれば便利」なアイテムだ。
実際の施工工程
1. 床掃除をしてからマスキングテープ貼り
それでは、ここからは実際の施工過程を説明していく。
まずは家具を移動させて、床掃除から。
テープを貼る前に細かいゴミや埃を取り除いておく。
いつもよりちょっと丁寧に掃除をする程度で、僕の場合は、まずウェットタイプの掃除用シートで軽く掃除をし、汚れが気になる所はクリーナーなどを使ってできるだけ汚れを落としておいた。

一通り掃除ができたら、次にマスキングテープを床に貼っていく。

フロアタイルを床に貼るだけなら両面テープだけでも良いのだが、マスキングテープを床に貼り、その上から両面テープを貼ることによって、テープを剥がす際に、フローリングの表面が一緒に剥がれてしまうのを防ぎたいという狙いだ。

この方法は、クッションフロアや壁紙のDIYをする時にも使われる方法で、今回はその方法を応用した。
マスキングテープは先ほども述べたが、30mm幅のものを、2つ並べて60mm幅になるように使用し、両面テープの幅よりも少し余裕が出るようにした。

2. マスキングテープの上から両面テープを貼る
マスキングテープが貼れたら、その上から両面テープを貼っていく。

ここでちょっとした小技をご紹介。
マスキングテープも両面テープも、施工する範囲を、列ごとに端から端まで一気に貼ってしまうのがラクではあるが、テープが足りるかどうか怪しい時は、下の図のようにタイルの繋ぎ目にテープを貼り、途中途中でカットしながら使うとテープの量を節約することができる。

作業が増えるため、敢えてオススメはしないが、準備したテープの量が微妙な時は参考にしてみて欲しい。
因みに、僕も一部この方法を使ったが、特にタイルがズレてしまったりする事なく、普通に使用できている。
3. フロアタイルの余分な台紙部分をカット
両面テープが貼れたら、後はフロアタイルを上から敷くだけだが、その前に、台紙の余分な部分をカットしていく。


カッターをフロアタイルの側面に沿わせて動かせば簡単にカットできるため、作業自体は簡単。ただし、枚数が多いとかなり時間がかかる作業でもあり、今回のDIYの中では最も時間が掛かった作業。

僕が使用したフロアタイルは12枚で1畳分なので、10.5畳だと約126枚。
徐々に慣れてはくるが、やはり1枚1〜2分は掛かるため、大体3〜4時間程度は、このカット作業に費やしたと思う。
4. 床全体にタイルを敷き詰めていく
フロアタイルの余分な部分のカットが終われば、下準備は全て完了。
あとは両面テープの台紙を剥がしてフロアタイルを敷いていく。


この時、注意するのは、壁にピッタリとフロアタイルをくっつけず、少しだけ隙間を残しておくこと。
商品にもよるが、タイルは温度変化によって僅かに広がったり縮んだりする。
壁にピッタリとくっつけて施工してしまうと、タイルが広がった時にその差分を吸収する隙間がなく、タイルが浮き上がってしまう要因にもなるためだ。

フロアタイルを短くカットしたい時は、カッターで切れ込みを入れ、手で折り曲げれば割と簡単にカットできる。


完成後の部屋
部屋のbefore/afterはこんな感じ。



まとめ
今回は賃貸物件の床のDIYについて、僕が実際に使用した商品や施工方法について説明してきた。
実際、準備から片付け含め、作業に掛かった時間は10時間ほど。
シール式のフロアタイルにも関わらず、シール面を使用しないという、本来の方法とは違った施工方法を用いた為、想像以上に時間が掛かってしまったが、その分、綺麗にタイルを敷くことができたし、床を変えるだけでもかなり部屋の統一感も出たのでは無いかと思う。

今回は「部屋の統一感を出す」という目的でDIYをしたが、フロアタイルやクッションフロアは、それ以外にも、床に傷や汚れが付くのを防止してくれたり、防音効果のある製品などが販売されていたりするため、機能的な面でもメリットが多いのも魅力。
それに、作業自体は基本的にテープを貼ったり、床材を敷くだけで、工具なども必要ないため初心者でも簡単にできるDIYだから、初めてのDIYにもオススメ。
少しでも参考になれば幸いだ。
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検索でこちらの記事を見つけました。
真似してみようと思っているのですが、現状もズレや浮きなどはありませんか?
ブログをご覧いただきありがとうございます!
実は引越しをして2ヶ月前に剥がしてしまったので、”今でも”という点には正確にはお答えできないのですが、少なくとも、施工して剥がすまでの7ヶ月間では、特にズレたり気になったりするような事はありませんでした!