ここ最近は洋服に使うお金も落ち着き、毎月の給料の大半が洋服代に消えていっていた数年前から比べると、洋服を買う頻度も随分と減ってきた。
それでも1シーズンに1.2着程度は新しい服を買う事が多いのだが、今年購入した服の中で、最も着用する事が多かったのがCULLNI(クルニ)のパーカーだ。
パーカーはやっぱり動きやすいし、上から着ておくだけでそれっぽく見えるし、インナーに変なTシャツを着ていてもマルッと隠せるから、ちょっと出かける際にはすごく重宝している。
その一方で、いざオシャレをして出かけるとなると、パーカー1枚だとどうしてもコーディネートがストリート寄りになったり、全体的に子供っぽさが出てしまうから、「これだけで出かけるのはチョット若すぎるかなぁ、、」と思ったりもして、家にあるパーカーはすっかりご近所専用機になっていた。
そんな事もあって、しばらくは新しいパーカーを買う機会もないかなと思っていたのだが、たまたま入ったお店で一目惚れし、ついつい購入してしまったのが、このCULLNIのパーカー。(商品名は”foody”となっていたが、分かりやすいようにこの記事では”パーカー”とさせていただく)
パーカーとは思えない上品な素材感と、少し特徴のある可愛いシルエットに惹かれ、店舗で目にした時こそ、何とか衝動買いは思いとどまったのだが、その後も頭から離れずに後日結局ポチってしまったアイテム。
結果としては、着回しもしやすくて今年大活躍してくれたアイテムなので、そんなお気に入りのCULLNIのパーカーをご紹介していきたい。
適度な光沢感のある上品な見た目
ここ数年の僕の傾向として、服を見に行った時でも、インスタで色々なコーディネートを流し見している時でも、目を留める事が多かったのはキレイめで大人っぽいデザインの服。
そんな僕が、どうしてカジュアルなパーカーに目を奪われたのかというと、一つは、良い意味でパーカーらしからぬ、光沢感のある上品なデザインに惹かれたからだ。
パーカーと言えば、袖口や裾にゴムが入っていて少しダボッとした印象の物が多いイメージ。
だからこそ、そんなイメージとは対照的に上品で大人っぽいデザインのこのパーカーに目を惹かれた。
そして、その上品さを演出しているのが、ダンボールジャージならではの素材感。
ダンボールジャージ(ダンボールニット?ダンボール素材?…)は、表地と裏地をダンボールの断面のように糸で繋ぎ合わせた作りのもので、軽量で保温性が高く、さらにストレッチ性もあったりと様々な魅力があるそうだが、僕が思う一番の魅力は生地のハリ感と光沢感だ。
一般的なスウェット生地に近いパーカーとは異なり、ハリ感のある生地のおかげでフードの形がキレイなままキープできたり、着た時もシワが出来づらく、まるでアイロンを当てた後のような綺麗な状態で着ることができるから、すごくクリーンで洗練された印象。
その上、適度な光沢感もあってコーディネートに上品さをプラスしてくれるから、上から1枚着るだけで簡単に大人っぽさを演出する事ができるのだ。
ラフに着れて動きやすいパーカーの特徴はそのままだから、まさに「大人も着れるパーカー」といった感じ。
ちょっと若者向けな感じがするパーカーも、これなら30代や40代でもお洒落に着られるのが良い。
袖口の生地の溜まり感が可愛い
実際に袖を通してみてから、”あ、ここイイな” と思ったのが、袖の生地の溜まり感。
実際、”溜まる” と言うほどではないのだけれど、アームホールが大きめでゆったりとしていながらも、袖口がキュッと絞られる、少し袖に膨らみのあるシルエットになっていて、これが個人的にはすごく可愛くてお気に入り。
パーカーはやっぱりジャストサイズより、少し大きめのサイズでゆったりと着るのが好きだけれど、サイズ感を間違えてしまうと袖や裾がダボっとしてだらしなく見えるのが難しいところ。
そんな悩みを、ゆったりとしたサイズ感はそのままに、むしろデザインの一つとして取り込んであるのが素敵だ。
とは言え、逆を言えばアームホールがゆったりしている分、どうしてもパーカーの上からコートやジャケットを羽織るとなると、袖が通しづらかったり、通しても腕周りがゴワゴワしてしまうので、個人的にはパーカーを一番上に着るのがオススメ。
パーカーの上から何か羽織ったりする事が多い方は、この点だけは注意しておいた方が良いだろう。
シルエットも個性的でお気に入り
もう一つ気に入っているポイントが、着た時のシルエット。
身幅は大きめでゆったりとしたシルエットは残しつつも、裾が短めでルーズになり過ぎないから、柔らかくてクリーンな印象。
細身のパンツと合わせても良いが、僕はワイドパンツと合わせるのがお気に入り。
普通のパーカーにワイドパンツを合わせると、全身がダボっとしてしまってあまり好きではないのだが、このパーカーならパンツに多少ルーズなものを持ってきても、子供っぽくなり過ぎないのが良いところだ。
まとめ
今回はお気に入りのCULLNIのパーカーをご紹介してきた。
パーカーと言うカジュアル寄りなアイテムでありながら上品に仕上げてある所や、ゆったりとしたシルエットは残しつつも、ダボっとし過ぎない所がかなり気に入っていて、これからも長く愛用していけそうなアイテム。
人気のあるブランドなので、アイテムによっては ”欲しいと思った時にはもう売り切れていた”、なんて事もよくあるのだが、このパーカーはCULLNIの定番のアイテムなので、少しずづつマイナーチェンジをしながらもシーズン毎に発売されているから、割りと手に入れやすいのも嬉しい所。
価格は税込27,500円(2023/11/22現在)となっているので、決して安い買い物ではなかったのだけれど、シンプルなデザインで着回しもしやすく、シーズンを通して色んな場面で活躍してくれたので、お値段以上に満足度の高かったアイテムだ。
パーカーに限らず、CULLNIのアイテムは個性的ながらも上品なアイテムが多いので、僕と同じくキレイめが好きな方はオンラインストアを覗いてみるとお気に入りのアイテムが見つかるかもしれない。
リンク:CULLNI公式サイト