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夏が近付くにつれ、「今年は買い足したいな〜」と思っていたもの、そのひとつがサンダルだ。
サンダルはもう既に2足持っているので、さらにサンダルを買い足すより、スニーカーを買い足した方が良いような気もしたのだが、
- 「そろそろ夏の足元にも変化が欲しいし、、」
- 「今買えばセールで少しだけ安く買えるし、、」
- 「結構前から気になってたし、、」
などと、心の中では浪費と分かっていながらも、何かと理由をつけて自分を納得させ、今回、keenの”ユニーク”というモデルのサンダルを新たに仲間に加えることにした。
このサンダルを選んだのは、個性的で手持ちのサンダルと被らないデザインが気に入ったのと、天候や場所に左右されずにガシガシ普段使いできると言うのが主な理由。
この記事ではkeen ユニークの特徴や使用感、サイズの選び方などをまとめてみたので、参考になれば嬉しい。
Contents
特徴
目を惹く個性的なデザイン
やっぱりこのサンダルの特徴と言えば、パッと見て目を惹くこの個性的なデザインだろう。
ソールと2本のコードからなるデザインは、他のサンダルとは一線を画す外観。
サンダルと言うと、ストラップサンダルやグルカサンダル、Birkenstockなんかを街中ではよく見かけるが、そのどれでもないデザインなのが個人的にツボな所。
他の人とあまり被らないと言うのは、僕にとって大きな魅力のひとつなのだ。
コードを編んだようなデザインは通気性抜群で蒸れずに快適。
夏場は素足で履くつもりだが、涼しくなってきたら靴下を履いて、コードの隙間から色を差し込んで楽しむ、なんて使い方もできる。
サンダルは気に入ったものを買っても、夏だけしか出番がないのは勿体無いなと常々思っていたから、靴下と組み合わせることで、冬以外の3シーズンで楽しめるのが良い。
どんな足にもフィットしてくれるから歩きやすい
コードを編み込んだようなデザインは、デザイン性だけでなく実用面でも効果を発揮する。
特に良いのが、”様々な形状の足にフィットできる” ことだ。
形の決まった革靴やスニーカーだと、足の幅や長さ、甲の高さなど、全てが自分の足に合うものを見つけるのはかなり難しいから、靴によっては、甲が痛くなったり、踵が痛くなったりした経験は誰にでもあるだろう。
その点、このサンダルは、柔軟性のあるコードで構成されている分、それぞれの足の形状に合うよう、ある程度柔軟に形を変えやすい。
もちろん、どんな足にも必ずフィットすると言う訳ではないだろうが、特に、裸足で履く機会の多いサンダルの場合、アッパーが柔らかく、足の形にフィットしてくれると言うのは、長時間履いていても痛くなりにくく、嬉しいポイントだ。
加えて、しっかりと ”踵をホールド” してくれるデザインなのも良い所。
個人的に、これがあるのと無いのとでは、歩きやすさにかなり違いがあると思っているからだ。
この部分がないスリッパのようなタイプのサンダルだと、歩いているときにスポッと脱げてしまわないように、どうしても足先に変な力が入ってしまうような気がする。
確かに、この部分があることによって、着脱に関しては時間がかかったりもするが、それ以上に歩行時の快適性というメリットが大きいと思っているので、踵をしっかりとホールドしてくれるこのデザインはありがたい。
雨でも滑りにくいレーザーサイピングのソール
ソールに “レーザーサイピング” と言う技術が使われているのも、このサンダルの特徴のひとつ。
少し分かりにくいかもしれないが、ソールを指で曲げるとタイヤのようなギザギザが浮き出てくるのが分かる。これが濡れた地面に接地した時に水を押し出すことでグリップ力が確保できると言うものだそうだ。
僕は今回、サンダルを選ぶ条件として、”天気や場所に関係なくガシガシ使っていけるもの” が良いと思っていたから、足元が悪い中でも歩きやすいのはひとつの条件。
さらに、このレーザーサイピングが施されている事によって、ソールがよりしなやかで曲がりやすくなっており、ソフトな履き心地を実現。
足の動きに合わせてソールが柔らかく曲がってくれるのは、クッション性が魅力の厚底とはまた違った歩きやすさがあって良い。
使用感
ここからは、実際に履いてみて思った感想をまとめてみる。
まず、真っ先に印象的だったのは、このサンダルの柔らかさだ。
おろしたての靴って、まだ足にも馴染んでいないし、硬さも残っていたりして、階段を登る時みたいに足を折り曲げるとベロの部分が甲に当たって痛かったり、踵が靴擦れしたりしてしまうこともあるのだが、これは最初からすごく柔らかい。
特にサンダルの場合は、裸足で履くと足の皮膚とダイレクトに接する分、ちょっとでも足に合っていないとすぐに痛くなりそうなものだが、このサンダルは足の動きに合わせて抵抗なく変化してくれるから、全く痛みがない。
あとは、ソールが予想よりもしっかりしていたのも好印象。
今回、このサンダルは試着などせずにオンラインで購入したので、買うかどうかの検討の際は、他の方のレビューを大いに参考にさせて貰ったのだが、その中で、目にする事が多く心配していたのが、 “ソールのクッション性、長時間の歩行はイマイチ” といったレビュー。
そのため、普通のサンダルよりもかなり薄いソールなのかと少し心配していたのだが、実際に履いた感じでは個人的には十分な厚みとクッション性だと感じた。
確かに厚底のサンダルと比べればクッション性は劣るかもしれないが、先ほど述べたように、柔らかく足の動きにフィットしてくれるから、厚底とはまた違った歩きやすさがあると思う。
もちろん、新品だからと言うこともあるだろうし、今後印象が変わることもあるかもしれないが、少なくとも、普段使いで足が痛くなるというような事は今のところ無い。
逆に、予想と違っていたのは脱いだり履いたりのしやすさの部分。
イメージ的には手を使わずにサッと脱いだり履いたりできそうだなと思っていたのだが、脱ぐ時は良いけれど、履く時は手を使わないと意外と大変。
大変といってもスニーカーのように靴紐を結ぶことに比べれば断然ラクなのだが、一方で、スリッパにように一瞬で履けると言う訳でもない。
サンダルの構造が割と細長い感じなので、スリッパを履くように、足を突っ込んでその勢いのまま履こうとすると、ちょうどサンダルの真ん中の土踏まずの辺りでつっかえてしまうし、甲の部分も、靴紐代わりのゴムがしっかり効いているので、こちらもスニーカーを履くようにベロを持ち上げないと履きにくい。
履いた後の調整は、靴紐の代わりのゴムとレース留めがワンタッチで調整できるようになっているので、慣れれば履きやすいのだろうが、履くときは思っていたよりも手こずるな、と言うのが正直な感想。
スリッパのように一瞬で脱ぎ履きできるという期待はしない方が良いだろう。
サイズはワンサイズ上がおすすめ
サイズに関しては、他のレビューにもあるように0.5~1cmらい上のサイズを選ぶのがオススメ。
僕も普段よりもワンサイズ上のものを注文したけれど、キツ過ぎずユル過ぎずで丁度良かったと思う。
もちろんサイズ合わせは店舗で試着するのがベストだろうけど、わざわざお店に行くのが面倒な場合は、公式オンラインサイトが便利だ。
普段履いている他のブランドのシューズのサイズを入力すれば、簡単にどのサイズが良いかを計算してくれる「Fit Predictor」と言う機能があったり、万一サイズが合わなかった場合は、30日間のトライアル期間であれば返品も無料で対応して貰える。
こういったオンラインのフィッティング機能って、個人的にはあまり信用していなかったのだけれど、これは意外と正確なのかなと思う。
今回に関しては、この機能はあくまで参考程度に、レビューや口コミなどを見てサイズを選んだのだが、実際 Fit Predictor で提案されたサイズがピッタリだったのは、失礼ながら少し驚きだった。
靴下を履いて履くことがあるかとか、ゆったり目で履きたいかとかでサイズは変わるだろうけど、困った時は参考にしてみると良いのではないだろうか。
一応、僕の普段の靴のサイズも載せておこう。
まとめ
今回は以前から気になっていたkeenのユニークのレビューをしてきた。
サンダルはもう2足持っていたから、さらにサンダルを買い足すのはなんとなく後ろめたい気持ちもあったのだけれど、結果的に、デザイン面でも実用面でも満足できる良い買い物ができたと思う。
個人的な推しポイントをまとめるとこんな感じ。
価格は公式サイトで ¥14,300 と、よくあるスポーツサンダルに比べれば高いかもしれないが、デザイン良し、実用面良しで、普段履きからちょっとしたお出かけまでガシガシ使っていけることを考えれば、1万円台で購入できるなら個人的には全然アリ。
Amazonやkeen公式ショップだとセールで少しお安く買えたりすることもあるので、購入する際はそちらをチェックしておくのがオススメだ。